紅茶のおいしい〜喫茶店（脳内）

外に出るのは病院に行くときくらいだから、
ついでに図書館で本をかりてたんだった。

「ナポレオンズのマジック」
「坊ちゃんの時代」
「チビキャラの描き方」
「メイキング・オブカウボーイビバップ」

・・・また微妙な品揃えですね。
そのまた帰りにコーヒー専門店に寄ってみたのでした。

たしかこの店、アイスクリーム屋さんからキャッシングサービスなところになって、いつの間にか
できてたんだよなぁ。

中はさっぱりした感じで、カップやポットなどのコーヒー紅茶に関係するのから、お菓子の材料までそろってた。
きっと暇をもてあました奥様方がお茶受けに
カップケーキやクッキーを焼いたりするんだろう。
店の奥に厨房のような部屋があって、たぶん月に二度くらい講習会とか開かれるんだろうな。

耐熱ガラスのティーポットに見とれていたら、
時間のたつのも忘れてしまった。

せっかくだし、コーヒーでも買っていこうかしら。
お金ないのにね。
50gから販売してるっていうから、買って帰った。

夕方、夜勤で目を覚ました親父にコーヒーを作ってやる。コーヒーの上に乗せる奴・・・なんだったか、あれが見つからなくってじょうごを使って入れる。

豆のほろにがい香りが、喫茶店でバイトしていたときの事を思い出させる。あと、榮の漫画喫茶。

なんか、ロマンだよなぁ・・・。
お気に入りのカップでクッキー食べながら・・・とか。
喫茶店を開く・・・とかさ。

「昔アラブのえらいお坊さんが〜♪」
寝起き悪い父がコーヒールンバを歌っていた。

次の日の朝、コーヒーを入れて飲んでみた。
癒された。