前言撤回バイトは辛い

えー、バイトは大変であります。
何もせず家でだらりと生活をしていますと、
やれ、何もしない奴は文句を言うなだの
働いていない奴は遊ぶななどと言われますので、
いざバイトをして見ますと、
家族は突然予定を立てますので、ここぞというときにバイトの日と遊びの日とが重なり、バイト何ぞするからいけない。というかお前はバイトのしすぎだ。家のこともろくにしないで遊びのためにバイトして、何にもうちの役に立たないじゃないか。バイトして何の得があるんだ。と言われ、
バイト先では研修中もあいまって、機転が利かず、テーブル番号やメニューが読み上げられず、
やれcホール、いや違ったAホール、
こちらはオレキエッテ、あちらはバルサミコドレッシングになりますと。
ついでに余計な知識も付いてきますんで、規定以上働く場合は休憩を取るべしと法で決まってるというのに暇をくれずに時間と腹はたつばかり。空腹と叱咤で凹むばかり。
だからというわけではないが疲労が限界に達したかサウザンアイランドドレッシングの瓶を落として割ってしまうという失態をやらかす。
ちなみにサウザンアイランドドレッシングの由来は南の島の大王が発祥ではなく、西はアメリカメリケンの国、五大湖あたりからきていると聞いている。
そんなどうでもいいことはさておき、ぐつぐつ泡を吹いており「器が熱くなっておりますので云々」と言わねばならないドリアなんかをもったままホールをうろうろする姿の滑稽さよ。
生来被害妄想ぎみな私の耳に「ちッ、今日はバイトの人の人数が多いだけだな」と聞こえますと、あら不思議脳内までに化学変化が起こり珍妙な解釈となって情報が入力されるのであります。
『えー、君、無能。居なくて良し』
たちまち全身は総毛立ち、脳天から肩にかけて痙攣が起こって手より大量の汗が噴出し目は虚ろに。
もう限界です。

ああ、それでも暗記力のない自分が不甲斐無いと肩を落とし、びくびく小さくなってそれとなく仕事を進める。

つーことは店を出るときにはさっぱり忘れてて、
いやっほーい、はやく給料日なんねーかなー
お、今日土日だから給料いつもよりおおいんだろうなーやったねー。
あー、つーかいっしょにやってたおばさん、働いたことあるからって協力的じゃないんだよな。無言でさ、お盆かたづけますよっていったら、結構です！だと、もうね。コーヒーチケット一枚やるから、個人経営の喫茶店に帰れと（所謂個人の想像であり妄想です）
12時前に帰宅したけど、降った雪が凍っていて
歩道橋を自転車で上がるとき恐怖しました。